・その6 〜放映中の宣伝(2)〜

●コラム(3)謎のロボット・ガチャ子

13回A「ガチャ子登場の巻」からガチャ子が登場します。

ガチャ子は原作の初期に短い間登場したキャラ。

放映日の毎日新聞に「富田耕生 堀絢子」とある所を見ると、

ガチャ子役は新・オバケのQ太郎でQ太郎も演じた堀絢子さん

だったようです。(執筆中)

 

 ●コラム(4)ドラえもんが声変わり

 毎日新聞のテレビ欄では、第13回までが「富田耕生」で、

14回以降が「野沢雅子」になってました・

(途中)

 

 

 

 

 

 

 

 


●週刊TVガイドのテレビ欄より(mvunitさん提供)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月5日号より:日本テレビ広告 6日(第6回)のテレビ欄から。6月まで頻繁に

登場し、同時期には「ファイヤーマン」「白獅子仮面」「流星人間ゾーン」「スーパーロボット・

レッドバロン」等もあったそうです。TVガイドでは第一回の後もあらすじが紹介されました!

6月9日号より「タイムフロシキ騒動」 6月10日放映・第11回A「ふしぎなふろしきの巻」

紹介で、原作と異なるのはテレビが完全に壊れてしまう辺り。写真は第一回の時の岩手日報

でも使われていたので本編の物では無いみたいです。原作(てんコミ2巻)が書かれたのは70年、

この頃でも野比家のテレビは白黒だったんですかね?

9月8日号より「すごい美人のユリ子」9月9日放映・第23回A「すてきなガールフレンドの巻」。ロボ子は日テレ版では

ユリ子だった!?見出しと写真が合っていないような。これだけでは原作との内容の違いはあまり分かりませんね。


●週刊TVガイド7月?日号より「仲良しカラーワッペン」(mvunitさん提供)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TVガイドの付録の、おんぶおばけ、サザエさん、山ねずみ

ロッキーチャック、ど根性ガエル、ドラえもんのカラーワッペン。

いわゆる切手シールというやつで、水で濡らして貼り付ける物

だとか。ドラえもんの写真は同誌3月31日号のと同じ写真から

切り出した物です。画像は白黒ですが、実物はカラーだそうで。

 日付は分からなくなってしまいました。


●東奥日報・6月10日より 「ああ、おばあちゃん」(SOTKさん提供)

 

 

 

〜のび太とおばあちゃん感動の再会!!普通の新聞にまで途中の回の

紹介が載っているとは思ってもいませんでした(04年11月発見)。「のび太の

おばあちゃんの巻」はTVガイドの「ふしぎなふろしきの巻」と対になる話です。

「おばあちゃんのおもいで(てんコミ4巻)」はテレビ朝日版でも79年に作られ

86年にリメイク、00年にも渡辺歩監督によって映画化された名作。この記事は

原作のあらすじのほとんどを書いてしまっていますね。写真は、喜ぶのび太と

おばあちゃんを影から温かい目で見ているドラえもん。

 

●東奥日報・9月16日より 「のび太の絵に大笑い」(SOTKさん提供)

 

のび太がスネ夫や静香ちゃんと写生している。まっ先に完成したのはスネ夫の絵で、

まずまずの出来ばえ。ところが、のび太のは、のぞき込んだみんなは大笑い。

モデルはブルドッグなのだが、ネコとも犬ともブタともつかないものが書かれて

いるのだ。家へ帰ってドラえもんの前でよよと泣きくずれるのび太。

そんなのび太のためにドラえもんは「そっくりクレヨン」を取り出した。

 

〜第24回A「そっくりクレヨンの巻」(原作てんコミ3巻)の物。写真は、ドラえもんが

手に抱えたスケッチブックにのび太が絵を描いているように見えます。


●河北新報・9月30日(日)より最終回「″帰っておいで″未来の国が呼ぶ」(SOTKさん提供)

 

◇ドラえもん=最終回=(宮城テレビ 青森放送

  山形放送 福島中央テレビ 後七・〇〇)

@     ネンドロン大騒動の巻 のび太がひん曲げて

しまったゴルフのクラブをドラえもんはネンドロン

という粉をふりかけ、またたく間に元通りに直した。

二人は調子に乗って街へ出かけ、電柱や石のヘイの

形を思うままに変えて歩いたからさあ大変・・・。

 

Aさようならドラえもんの巻

のび太が最新型の自転車を買ってもらってはしゃぎ

まわるが、まだ自転車に乗ることができないので、

いつものようにドラえもんに頼もうとした。

ところが、なぜか元気がないドラえもん。それと

いうのも、未来の国から来ているドラえもんに、

国へ帰ってくるよう言ってきたのだった。

 

 

〜何と河北新報には最終回の紹介記事まで載っていました(03年8月末・SOTKさん発見)。Aパートの紹介まであります。

しかも写真付き!原作の「ネンドロン」(FF2巻)ではのび太はゴルフクラブを曲げず、スネ夫の挑発から始まっています。

写真は、「なぜか元気のないドラえもん・・・」という説明があって、土管のある空き地にドラえもん、のび太、ガチャ子と

ジャイアン、スネ夫ほか3名が立っているのが見えます。ちなみにこの日のテレビ欄に載っている写真はこれ一枚だけ。

 

東京の新聞には旧ドラの記事は全然載っていなかったのに、宮城の新聞でこんなに宣伝があったのがとても不思議です。同時期の

他の番組の扱われ方については、SOTKさんによると「ウルトラマンタロウ」の広告ぐらいで、「河北新報」でテレビ欄に子供番組が

載ることはほとんど無かったそうです。藤子アニメの場合、新オバQは開始時の広告だけで、ジャングル黒べえは何も無いとか。

 

●北海道新聞・9月30日より「国へ帰るドラえもん」(併結特急さん提供)

 

◇ドラえもん(最終回)「さようならドラえもん」ほか=STV 後7・0 のび太が最新型の自転車を
買ってもらってはしゃぎ回っている。近いうちに静香ちゃんたちとサイクリングに行く事になっているのだ。
けれども、まだ自転車に乗ることができないのび太。困ったのび太は、いつものようにドラえもんに頼もうとした。
ところが、なぜか元気がないドラえもん。一人でしょんぼり歩き回っては物思いにふけっている。それというのも、
未来の国から来ているドラえもんに、未来の国へ帰ってくるよう言ってきたのだ。ドラえもんは、一人では何も
出来ないのび太のことを考えると心残りでならない。ドラえもんのためガチャ子が名案を考え出した。
 
〜北海道新聞にも最終回の紹介がありました(04年9月・併結特急さん発見)。「さようならドラえもん」のあらすじは
こちらの方が詳しく、ガチャ子が名案を考え出すとか。写真も河北新報より少し広い範囲が写っています。
日テレ版の最終回の原作は小四72年3月号に書かれた最終回。当時は小四までしか連載されていなかった為に
描かれた物です。ちなみに71年版の最終回は二人が無理矢理引き離される悲劇的な物でした。73年から小六まで
連載されるようになり、最終回は描かれなくなります(74年「さようならドラえもん」+「帰ってきたドラえもん」は別格)。
 
日テレ版最終回のラストは感動的な物だったそうです。原作では、
ドラえもんは自分がそばに居るとのび太に頼り癖が付いてダメ人間に
なってしまうという判断で未来に帰る決意をしていました。「ぼく、ドラ
えもん18号の特集は「もうひとつの第1話&幻の最終回」の予定でしたが、
実際には20号にラスト1ページが小さく掲載されただけ。これが本当の別れ
では無く、この一年後にドラえもんとのび太は小五73年3月号での予告編
にて再会を果たしています。そして小六73年4月号から連載開始!
新聞コーナーはここまで。皆さんありがとうございました!
 
がんばれ、がんばれ!
タイムテレビでおうえんしてるぞ!!